ライフプランニング活動

LIFE PLANNING

【CO・OP共済】こんにちはLPAです。『くらしに必要な保障』2022年7月

私たちのくらしには様々なリスク(起きたら困ること)があります。くらしのリスクに備えるために、日常生活で起こるリスクにはどのようなものがあるか考えてみましょう。

1.くらしのリスク

【個人的リスク】
  家庭で起こる可能性があるリスクなので個人で備えることができます。

●病気・ケガ・死亡・障害・解雇・老齢・介護・自動車事故・自転車事故
●火災・地震・風水害・盗難・電気機器や設備の故障
●他人に損害を与えてしまう

【社会的リスク】
  経済や政治など社会に由来するリスクなので個人で備えることは難しいです。

●金利の上昇や低下・持ち株価格の下落・為替レートの変動・減給・解雇
●会社の倒産・所有不動産の値下がり・社会保険制度の変更

2.個人的リスクへの対処法

リスクが起きないように、リスクに遭わないようにすることが第一です。例えば、病気にならないように食事に気をつけ、定期的に健康診断を受ける。事故に遭わないように交通ルールを守る。防犯対策をするなどして普段から気をつけましょう。

しかし、外的要因によるリスクもあり、自分がいくら気をつけていても万一のことが起きてしまう場合があります。起きてしまった場合は経済的な負担が増えることも多くありますので、対処を考えておきましょう。

3.リスクと保障手段

経済的な負担を減らすためには次のような対処方法があります。

リスクに対する保障の手段を表にまとめてみました。

「人のリスク」に対しては「社会保障」がありますが、「モノのリスク」と「相手のあるリスク」に対する社会保障はないので、組織保障や私的保障で備えます。

4.保障の考え方

社会保障によってどのようなリスクへの備えがあるのかを確認し、足りない部分を組織保障や私的保障で補う形で、下から積み上げていきましょう。

「公助」である社会保障で基礎部分の支えが有り、足りない分を「共助」で、それでも足りない分は「自助」

で備えるというのが合理的な保障の考えかたです。

5.発生頻度や損害額に応じて保障をえらびましょう

リスクには発生頻度の高いものと低いもの、損害額が大きいものと小さいものがあります。損害額の小さいものは預貯金で、損害額が大きいものは保険で備えることが適しているようです。

「何に」「いくら」備えたら良いかはその人の状況によって違ってきます。

  生命保険の必要保障額は、子どもの成長や生活の変化に応じて保障の見直しが必要です。医療保険は一生涯必要です。損害保険は、火災や自然災害・自動車事故・個人賠償責任など保険対象や契約形態によって多くの種類があります。必要に応じた補償を選びましょう。

社会保障制度は、社会状況に応じて見直しが行われることがあります。制度の改正に関心をもって情報を集めましょう。そして、社会保障と私的保険や貯蓄を総合的に考え、リスクによる経済的ダメージに対応できるように備えましょう。

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